2011年9月15日木曜日

大統領選挙間近

大統領選挙(9月20日)にともない各政党のキャンペーンが激しくなってきました。
今日はキトウェの町もPFという政党の党首Sataが来ていたらしく、大混乱です。同僚もみんな仕事を早く切り上げ、子どもを学校に向かえにいったり、家に帰ったりしていました。警察も出動してたし。私もボスに言われSP?(同僚のエスコート)つきで早めに帰宅。


キトウェは野党のPFの勢力が強い地域です。
PFのキャッチフレーズ(スローガン?)がDon't Kubeba.(言うな!という意味)
Don't Kubeba(ドンチュクベーバ)!ピーピー(笛)!と言いながら拳を上にあげ、車のクラクションを鳴らして騒いでいます。


MMDという現在の野党は選挙のキャンペーンにかなりのお金をつぎ込んでいます。MMDの党首ルピア・バンダ(RB)の描かれたチテンゲ(布)や帽子、時にはビールまでを支援者にあげて、多くの人を巻き込んでキャンペーンをしています。
"Don't Kubeba"とは、PFの支援者に対して、PFの支援者であることを言うな!言わずにMMDから貰えるものはもらって、実際の投票はPFヘ!というもの。
所詮ザンビア人は誰からいくらものをもらっても関係ないと思うけど。もらうの当然と思っているから。。。
これが選挙活動のスローガンって・・・もっと国の将来のことを考えたキャッチコピーとか政策を表したのにすれば・・・と思うのですが。ビールまであげる政党もどーよ?って思うけど。
Don't Kubebaって言ってPFのチテンゲまとってキャンペーンしてたら、全然ドンチュクベーバになってないと思うんだけど。何か良く分からんな。


選挙のキャンペーンを見ていても、汚職が止まらない訳だと感じるのです。


選挙活動を行っている支援者達(みんなお金をもらっているのだけど)は、まるでサッカーのサポーターというかフーリガンのようです。それが町中で騒いでいると思っていただければ、こっちの選挙活動の様子をイメージできるのではないかと思います。


来週は状況を見て、仕事に行けるか自宅待機か決定されます。

2 件のコメント:

  1. Kitweはやっぱり凄そうだね・・・

    隣町ルアンシャも、それなりに荒れてきました。
    まぁ、サポーターじゃないですね。まさにフーリガン!
    不幸にも、我が家の前は彼らの集まり場所になってしまっています。

    今日は、キトウェの方へ飛んでいくヘリコプターを同僚が指差してました。
    あれはサタだ!と。

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  2. サタ、ヘリで登場!?私は全く見てないけど。
    いちおJICAに報告しときました。
    衛生電話も金曜日に届くらしいし、今日もJICAからメールがあったね。荒れるのか!?
    まーくんちもタウンの真ん中にあるもんね・・・。私の配属先もタウンの真ん中にあるから・・・。Balee panga ichongo saana ku town!
    来週は一週間YMCA休みにするかもってボスが言ってた。ザンビア人ですらそういう判断をするということは。

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