2011年4月1日金曜日

ストライキ

今週の月曜日からショップライトがストライキに入っています。


ショップライトは南ア資本のスーパーでザンビアの地方都市でも結構大きな展開をしています。
平日でも休日でもいつも混んでいて集客力はすごいものがあります。
私も毎日のようにそこで買い物をしていたから、開いていないとかなり不便。
どうやら賃上げの要求をしているそう。


いつもショップライト前で客のスモールチェンジを乞うているストリートチルドレンは、お金がもらえないからか、昨日は激しく落花生を売っているおばさんとけんかしていました。
ショップライトの客が分散されて、お金を乞える場所がなくなってかなり収入(という表現が正しいのか?)が減ったのかも。


今回ショップライトが閉まって思ったこと。
キトウェのタウンは、全てのお店やマーケットがきゅっと一カ所にまとまっているから生活するにはとても便利。それは同時にストリートチルドレンが生活するのにもとても便利だということ。
ショップライト、ハングリーライオン、PEP、ファーストフード店といった比較的裕福な人が出入りするお店が一列に並び、そのすぐ奥にはチソコネマーケットという大きな庶民のマーケットがあります。お店の前で小銭を稼ぎ、マーケットで寝る(屋根があるし、夜は誰もいなくなる)ということが簡単にできる。
例えば、ルサカやンドラなどの都市は、お店やマーケットがバラバラにあり、人の動きも分散されています。ストリートチルドレンがそこにいないわけではないけど、キトウェのようにタウンにそこら中いるということは少なくともありません。


だからといって、何かそれに対して解決策があるかといえばないんですが、ふとそう思いました。
チソコネマーケット