2011年3月29日火曜日

Ndola制覇

先週末は同じコッパーベルト州の州都であるンドラにいってきました。


Ndola YMCA
Pick n Pay
映画館
シニアの方のお家×2
と巡ってきました。


Pick n Payは先日オープンしたばかりの南ア系のスーパー。
品揃えが豊富で、カップラーメンも売ってたし、冷凍物のシーフードも。
私はキトウェでは買えない美味しそうなお菓子をいっぱい買い込みました。


ンドラに映画館があるのを知ったのは今月に入ってから。
それ以来行きたいと思っていて、やっといけました。
てっきり映画館はルサカにしかないと思っていました。
日本のミニシアターって感じ。今池のシネマテークより大きかったけど。
ちゃんとフィルムだし、フィルムのカタカタって音も聞こえてきて味のある映画館でした。
見たのは、TAKENっていう映画。
容赦なく人を殺していくザンビア人の好きそうなアクション映画。
午前中にはブラッドピット主演の映画がやっていたみたいだけど、時間が合わずこれを見ました。あまりの残酷さに疲れたな〜。
毎回何時から何がやっているかわからないので(ネットで検索何てできないので)そこの電話番号をゲット。
これから見たいものに合わせていけるぞ。


シニアのお宅でもおいしいご飯をごちそうになり(ありがとうございます)
Ndolaを満喫した週末でした。






今日、ショップライトとハングリーライオンがストライキをしていました。
ショップライトで値段を確認したいものがあったのに。
明日は通常営業するかな。

2011年3月27日日曜日

Drug Abuse Workshop For Street Kids 本番

いよいよワークショップを開催する日が来たのですが、ホント疲れました。
一筋縄ではいかないストリートチルドレンを30人以上相手にすると声もかれるし、クタクタです。


今回のプログラムの内容は自分が組み立てて、
実際に本番のワークショップを動かすのは、ユーズメンバーとDECにやってもらいました。


内容は、
イントロダクション
メイン−スティッカーとは何か、どんな影響があるのか
グループディスカッション
の3部構成。
ストリートチルドレンの集中力も長く持たないので、1時間半の設定で。


ユースがみんな良い動きをしてくれて、
アイスブレイクやディスカッションのセッションは予想以上に良い形で進められたのではないかと思います。
彼らはピアエデュケーションの訓練をうけているので(でも、今はそれを活用する機会がない)こういったことは私なんかより上手です。
彼らもストリートチルドレンを相手に疲れたことでしょう・・・。


ちゃんと手を挙げて発言したり

ドラッグの影響を写真で説明

ディスカッションもユースが先導

最後はご飯。ちゃんとお祈りしてました
たくさんの反省点がありますが、
手伝ってくれたユースメンバーからは、
ストリートチルドレンにとっては正しい知識を身につける数少ない機会だから今後も続けていこうという意見も。

ただ、YMCAでできるのはワークショップに限られてしまうので、
次のステップ、カウンセリングやストリートチルドレンの更生をしている団体と関係を築く必要があると思っています。

そして、もう一つ。
やっぱり今後も続けていくにはファンドが必要。
お金。
スポンサーを探すか。

ザンビアでイベントでもワークショップでもやろうと思うと、
日本人の私には、予想のつかないところにお金がかかります。

日本だったら、ボランティアで来たら「お金」という報酬なんてもらわないじゃんね。むしろ交通費も自分持ちのことが多い。
お金のかわりに「経験」という報酬を持って帰るっていう考え方が日本のボランティア精神だと思います。
こっちは報酬と交通費とランチがないと人が集まらない。
今回のユースもボランティアで来てって最初にお願いしたんだけど、結局お金のことに文句を言って帰っていきました。
いちお交通費はあげたんですが、お願いしていた人数よりも多く来るので全員にはあげられず。
これも毎度のことなんですが、予算というものがあるのだから余計に来た人にはあげれないに決まってるだろって、何でお金ないのに来て、帰りの交通費せがむかな〜。
そしてボランティアだけでなくワークショップの参加者にもランチが必要。でないと集まらない。知識の付与だけでは・・・。
そして必要以上に豪華にしたがる。ゲストが来たら予算がないのにがんばって良いランチを出すとかね。
何をオーガナイズするにもこれがいっつも大変。
そんなことにお金を使うんだったら・・・って思ってしまうけど、これが変えたいけど変えられないこっちの仕組み。

愚痴になってしまいました。

ともあれ、そんな感じでお金も結構かかるので、お金の工面の仕方も考えないとな。

今回、最初のワークショップをやってみて、
ユースメンバーにとっても良い機会になったようだったし、ストリートチルドレンの反応もまあまあよかった。
一人のユースは、今までやったストリートチルドレン向けのワークショップで一番良かったといったことを言ってくれた。

まだ、ストリートチルドレンの意識を変えるところまでは至っていないだろうから。
今後の動き方を考えます。

2011年3月22日火曜日

最近の私生活

ここ数ヶ月前くらいからザンビア国内にもPEPSI系列のドリンクが登場。すごい勢いで勢力を伸ばしています。以前まではCoca Cola系列のコカコーラ、ファンタ、スプライトが主流でしたが、今はペプシコーラ、ミリンダ、セブンアップが選択肢に加わりました。
最近はもっぱらセブンアップ。
ペプシコーラ
家でパクチーを育て始めました。
K5, 000(約100円)で購入。
何に入れて食べようか?
窓辺のパクチー 
携帯をかえました。
JICAから貸与された携帯が、最近電話ができないとかメールが送れない不具合が頻繁にあったので。ボタンの文字も全て消えてしまったしね。
新しい携帯を買ったからって全然ワクワクするような機能がついている訳ではないんですが。
左が以前の、右が新しい携帯

2011年3月18日金曜日

悲しみを乗り越えて

悲しいときは悲しい気持ちを受け入れて泣いたっていい。


それを乗り越えられるときは必ず来る。


そして、それを支えてくれる人たちがたくさんいる。




私は悲しみを乗り越えて、自分のできる最大限のことをしようと思います。
これから支える立場にならないと。
それが応援になればもっと嬉しい。










3月も後半戦。
To Do List
- Drug Abuse Workshop for Street Kidsの実施
- Art Workshop for Kids in Kamatipaのプログラム考案
- 効果的な図書館の運用方法考案
- 幼稚園とフレンドオブストリートチルドレンの授業
- Workcamp Agreementの締結

2011年3月15日火曜日

Be strong

またザンビア人の前で泣いてしまった。


辛かった。
やりきれなかった。


同じ任地に赴任されたばかりの方が日本へ帰国されたそうです。ご家族を探しに。
無事を祈るばかりで、自分がここで泣いてもどうにもならないのはわかっているのですが、そのときはコントロールできなかった。




今日、ストリートチルドレン(というかもう青年)の一人が私のところにやってきた。
I need talk to youって。
いつもシンナー吸ってて、くだらないことを話したり、私のオフィスで突然寝だしたりと面白いんだけど迷惑な奴で。
今日はこっちはこんな状態だったから、どうしようかと思ったけど、
日本のニュースをどっかのテレビで見て、私のところにきてくれたみたい。
とてもとても心配してくれていた。募金の話までしてきた。
まさかストリートチルドレンの彼が心配してきてくれるとは。


彼が来てくれたことで、自分のできることをやらないと…と少しずつ気持ちを切り替えていくきっかけになった。
それは決してこのことを忘れるってことじゃなくて。
I should be strong for the victims and for them...

2011年3月14日月曜日

災害とザンビア

実は日本で地震のあった翌日、ザンビアの祝日ユースデイを祝うイベントにYMCAとして出席しました。

イベントの始まる前に、多くの犠牲者がでた地震があったことを伝え、
黙祷をしたいことをオーガナイザーに申し出ましたが、
結局、なされずイベントは進行していきました。

ザンビアにとって、やはり日本は遠い国。
ニュースでも取り上げられてはいますが、
他のニュースと同じ程度の扱いでしかありません。
翌日の新聞では1社には載っていましたが、もう1社には記事すら載っていませんでした。
もちろん私の周りの人たちは心配してくれています。
悲しいけれど、これが現実なんだと思います。


話は少し変わりますが、
ザンビアには地震はありません。台風もありません。
干ばつや洪水も他のアフリカの国に比べたらめったにありません。
食料自給率も100%に近いのではないかと思います。
戦争や内戦も経験していません。
とても平和な国。

これがザンビアの発展、ザンビア人の気質に深く関係しているのではないかと思います。
平々凡々と暮らしているザンビア人。
計画性がなく、時間を気にせず、目先のことにすぐ飛びつくザンビア人。
綿密な計画なんて立てなくても作物は育ち、時期に応じた食物を食べ、争いもなく、
何らかの不安や恐怖や不足を心配する必要がなかった。
実は彼らの生活に発展なんてものはもともと必要なかったのかもしれない。

エジプト文明が発展したのも、ナイル川の氾濫に対応しながら生活をしていくため。
日本で生活するにも季節の変化、自然災害に対応しながら生きていかなければいけない。

ザンビアはそういっためまぐるしい変化に対応する必要がもともといらない土地なのかもしれない。

でも、発展しなければ世界からは遅れをとり格差は広がるばかり。

この問題は途上国の支援をする上で常に直面することなんだと思います。

ザンビアに必要な発展を遂げていって欲しい。
それが何であるかは彼ら自身しか見つけられないのかも。
それを手助けするのが国際協力なんだろうな。



今、困っている人の数はもしかしたら日本の方が多いかもしれない。
困っている人のところに支援の手がいち早く届くことを願っています。

2011年3月13日日曜日

地震と津波

こちらでもJICAや他のボランティアからの情報で昨日の日中に知りました。


仕事中だったので具体的な状況を知らず、
家に帰ってネットで調べてみると、
もう、大変な状態であることがわかり。。。


とりあえず私の家族や親戚は無事であることが確認できました。


死者・行方不明者の数が増えるたびに、涙が出ます。


これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。

2011年3月11日金曜日

残り一年を切って…

昔のユースメンバーが近々スタッフとして採用されるらしい。


今まで私のカウンターパート(仕事を一緒にする人)がいなかったので良い傾向。
彼は、ちゃんと話ができる人だし。
「ちゃんと」って言うのは、ザンビア人の中では頭の回転が速くて、仕事ができるという意味で。


今日は彼とYMCAの今後について話しました。


今までYMCAの理想の姿というものを自分なりに思い描きながら活動していたけど、
今回彼がユースとして関わっていたときのYMCAの活動とかを聞いたりして、
新たに一新された理想の姿ができあがりました。
自分としては、今後の活動内容、やること自体に変更点はないけど、
その姿が自分なりのものから、
共有されたもの、正しい姿になったことで、ちょっとすっきり。
すべてが繋がった!っていう感じがしました。
理想の姿。あるべき姿ね。


今まで、ボスとか他のスタッフと話をしてきたけど、こういう話はできんかったな〜。


あくまでも私はボランティアとして、
彼らにとっての「オプション」として働いていきたいです。
スタッフができることはスタッフがやる。
私は新しいアイデア、困ったときのサポート役ができればいいと思っています。
任期も残り一年を切ってるしね。


最初の1年は、自分にできることなら何でもやってやろうと思って、
求められること、自分にできることを必死にやってきた感じだったなぁ。

このブログのこと

このブログの投稿用のフォーマット?みたいなのが、今までと違うくなりました。
文字の大きさとか変わったね。
写真も好きな位置に入れれるみたいだし。
今度から写真ももっと載せていこうと思います。

2011年3月7日月曜日

停電のときは

今日は2回も停電に。今も停電中。

停電中はパソコンの充電が持つ限り、ネットするか動画を見てます。

最近見た動画は、
ドラマ「ハケンの品格」「アンフェア」「医龍」。
隊員ドミトリーにある動画データをコピーしてきました。
どれも日本で見たことがなかったけど。

医龍は去年、スリーがテレビでやったみたいですね。
アンフェアは今年、映画版2が公開予定?
そういえば踊る大捜査線も映画版の3が去年やってたみたいだし。
ネットで調べてしまった。
そして、見たくなってしまった。

パソコンの充電もあと半分。
今回は切れるまでに停電回復するかな?

2011年3月6日日曜日

いろいろ

今日はンドラというキトウェから1時間くらい離れたコッパーベルト州の州都でコッパー新隊員の歓迎会をしました。

美味しい中華を食べながら、あーだこーだと日々思っていることを話したり。
いろいろと考えました。

帰ってくるとキトウェならではのチョッチョリー攻撃が今日はひどくて、
無性に腹が立った〜。
最近、そういう腹が立つのにも慣れたというか、
マイナスな感情を殺すことができるようになったというか、
外に出さなくても誰かに愚痴を言わなくても、
自分の感情を無視することができるようになってしまっていたけど、
隣町ンドラから帰ってきたばっかで、比較してしまったのか、今日は腹が立ったな。

自分のマイナスな感情を無視するのは自己防衛手段の一つなんでしょうか。
これは良いことなのか悪いことなのか。。。

最近、蚊によくさされて足中がかゆい。
虫さされの跡とか、火傷や怪我の跡とかすごいついてて消えない、自分の足。
歳のせいなのかザンビアの環境のせい?
いろんな跡を日本に持って帰りそうです。

2011年3月5日土曜日

Drug Abuse Workshop For Street Kids

この3月はストリートチルドレンを対象としたドラッグのワークショップに取り組みます。

もともとキトウェに来た段階で、何かストリートチルドレンに対しての活動ができたらなと思っていました。
1年間いろいろ見てきて、今回ドラッグに関するワークショップをしようと決めました。

私の配属先でストリートチルドレンを対象に何かをするのはいろんな意味で難しい(参照:Garneton)のですが、
ストリートにいる彼らをカウンセリングして家に返すことは私の配属先ではできなくても、最低限ドラッグを使わせないようにしたいなという想いから。

何と言ったらいいのか…HIV/AIDS対策のチェンジニードル(注射針交換)の考え方と一緒です。

チェンジニードルとは…
HIV感染率を下げるために、ドラッグ常用者の感染ルートの一つである注射針の交換を啓発すること。
ここで、注射針交換以前にドラッグの使用をやめさせればいいという話になってくるのですが、
ドラッグ常用者にドラッグの使用をすぐにやめさせるのはなかなか難しいので、
まずは最低限HIVに感染しないように注射針の交換を教えようという方法。

それと同様に、ストリートチルドレンをストリートから家や施設に連れ戻せばいいのですが、すぐにまたストリートに戻ってくるので、最低限違法で悪影響のあるドラッグの使用をやめさせたい。
そして今のところ私の配属先ではそれができることだなと思います。
(何か大義名分をこじつけてるみたいだけど)

それより何より、この1年間、ドラッグを使っているときの彼らと使っていないときの彼らとか、
新しくストリートに来た子がだんだんとドラッグを使って悪くなっていくのを目にしているから。

彼らは、BostickとかStickerと呼ばれるシンナー系のドラッグを吸っています。
寒さを防ぐため、イヤなことを忘れるため。
シンナーなので、吸っているときと吸っていないときの彼らの行動が明らかに違います。
彼らがそれを吸っているときは、私に対してもかなり積極的な態度に出るし、目も違います。
普段はいい子達なのに。

このプログラムの企画をユースメンバーに見せたら、手伝ってくれる子もいるので形になりそうです。
また、Drug Enforcement Commission (DEC) という政府系の組織もワークショップを手伝ってくれることになりました。
YMCAのスタッフも1人手伝ってくれています。

今日は、DECを除いたメンバーでワークショップ前の調査をしました。
タウンにでてストリートチルドレンたちにドラッグに関する話を聞き出しました。
私一人では、もちろんベンバ語もわからないし、調査内容とか彼らからの話の聞き出し方といった点でも、ユースにかなり助けられました。

プログラムが彼ら(YMCAメンバー)によって形になっていくのが、
私の2年目のやり方の目標でもあるんで、いい形に進んでいる気がします。

今日の調査からも、やっぱりドラッグ(Sticker)に関する正しい知識をストリートチルドレンは持っていないことが分かったので、正しい知識の付与からスタートしたいな。
まずは第一回目のワークショップで様子を見て、改善しながら進めて行こうと思います。

2011年3月2日水曜日

ザンビアいちのシマが

近所の仲の良かった家族が引っ越してしまいました。

そこのシマがザンビアで一番美味しいシマだったのに。。。
よくふらっと行って、子どもとテレビ見ながら、
シマをご馳走になっていました。
それが食べられなくなったのは、本当に残念。

私の家に泊まりに来たことのある人は、
みんなお世話になっているはず。(シマをご馳走になっているはず)
あのブランダとチチの家族です。

そんなに遠くに行ってしまった訳じゃないけど、
近所であの人たちの声が聞こえなくなったのは本当に寂しい。

近所に気軽に遊びに行ける家族がいなくなってしまった。
ジョジョの家族とチチの家族。
I miss your families!!