2011年6月29日水曜日

食材

こっちで手に入らない食材は、もちろんたくさんあります。

最近、久しぶりに食したのがイチゴ。
スーパーマーケットに生のイチゴが売ってました。
すっぱいけどおいしかった。

もうすぐ、コシヒカリも手に入ります。
JICAのプロジェクトでザンビア国内で作っていて、それを年に1度JICA経由で購入可能。早く手元に届かないかなーと楽しみにしています。
コシヒカリと一緒に納豆食べたいな〜。梅干し食べたいな〜。ちりめんじゃこ食べたいな〜。大根おろし食べたいな〜。

そして、最近自分で栽培したのが、もやし。
何の豆か分からんけど緑色の豆を買って、
水につけて暗所で栽培したら、

いい感じに成長。
美味しく豆もやしを頂きました。

日本に帰ったら、居酒屋に行きたいな〜。
一つのお店で何から何まで食べられるなんて夢のような場所だ。

2011年6月16日木曜日

飛び上がるほど嬉しいこと

YMCAとは関係ないけど、Kamatipa YMCAの近くにあるコミュニティースクールにたまに顔を出しています。ミラクルOVCコミュニティースクール。だいぶ前にとあるユースメンバーの紹介で繋がりができました。
OVC=Orphan and Vulnerable Children(孤児や弱者の子ども達)


コミュニティースクールはザンビア特有のものだということを聞いたことがありますが、公立や私立の学校に行けない子ども達のための学校で、授業料が安く、様々な理由で学校に行けない子ども達の最後の受け皿になっています。
いちお公立の学校の授業料はただですが、制服やPTA会費などが高くて行けないとか遠くて通えないという子どもたちが多いのです。


そこミラクルOVCコミュニティスクールの先生がすごくいい人で、手を貸せるなら貸してあげたいと思えるザンビア人。子ども達の扱い方も上手。こっちでは体罰とかパニッシュメントは普通だけど、この先生はそういうことは一度もしたことがない。それでも子ども達は言うことを聞くし、先生と生徒の仲もすごくいい。自分を犠牲にしてこの学校を運営していて、朝から晩まで一人でPreschool〜Grade7まで教えています。本当に教えるのが好きで、子ども達が好きでやっているんだなぁというのが伝わってきます。彼の収入は学校が終った後に家事手伝いや草刈りなどのピースワークをして得るお金。それで毎日の自分の食事をまかなっているそうです。学校の生徒からは月K1,000(20円)のみ徴収していて、両親がいない孤児からはお金をとっていません。授業料はチョークを買ったり、学校として借りている教会への家賃のために使われていますが、足りていないのは予想できます。
コミュニティースクールはどこもスポンサーや外国からの支援などがないところはうまく回っていないと聞きます。


自分にできることは?自分がやってもいいことは?・・・どこまで手を出すかって言うのは難しいところなんですが、少し手伝っていました。
コミュニティースクールに配属になっている他の隊員に聞きながら、スポンサー探しの手伝いを去年くらいからしていました。といっても学校の紹介パンフレットを作ったり、レターを作ったり、一緒にそれをもっていったりとそんな大したことはしていなくって、後半はほとんど彼一人でスポンサー探しをしていました。


そしたら今日ある鉱山会社から、1年分の家賃、ノート、ペン、チョークの援助を頂けるという回答が!
ホント生徒も先生もみんな喜んでた〜!それを見てこっちもすっごくHappyな気持ちになりました。先生なんか、その鉱山会社から来ていた人たちが帰った瞬間に飛び上がって喜んでいて、生徒達と歌を歌って、ダンスして。本当に嬉しかったんだろうな!
私のおかげで支援してくれるところが見つかったよって言ってくれているけど、本当にこれは彼の努力が報われたんだと思います。こういうのを見るのは本当に嬉しい。本当に飛び上がるほど嬉しい。


ちょっとイヤなことが最近あったのだけれど、久しぶりに涙が出るほど嬉しい気持ちになりました。支援してくれるところが見つかったからというよりも、ザンビア人が自分で努力してそれが実になったところを見れたのが本当に嬉しいです。幸せを分けてもらった気分です。

2011年6月8日水曜日

ワークキャンプ開催のお知らせ

今年の8月にNICE(日本国際ワークキャンプセンター)と共催してワークキャンプを開くことになりました。関心のある方はぜひNICEのホームページをチェックしてみて下さい。


日程:8月21日(日)〜9月4日(日)
場所:Kitwe YMCA(コッパーベルト州キトウェ、ザンビア)
ワーク:Kitwe YMCAの支部であるKamatipa YMCAの改修
その他:デイトリップ、文化紹介イベント、子ども向けイベントなど


このワークキャンプでは、Kamatipaというコミュニティで幼稚園、また女性や青少年の集まる場として使われているYMCAの建物の修繕をします。
このKamatipaコミュニティはKitweの中で貧困層が多く住む地域。学校に行っていない子ども達も多く、YMCAの幼稚園はそんな子ども達に基本的な読み書き、計算を教える場となっています。現在幼稚園の子ども達は約50人。机もなくベンチもボロボロのものを使っているので、子ども達は床で勉強している状態です。
今回は、そんな子ども達のために机と椅子を作る、そして古くなった建物自体もキレイに修繕するワークをする予定です。


その他にも、Kamatipaに住む子ども達のためのレクリエーション、遠足、文化紹介イベントなども企画しています。これらのイベントはぜひ参加者のみんなで作り上げていけたらと思っています。


ザンビア側からの参加者は、Kitwe YMCAに所属するユースメンバー達が多く、彼らはピアエデュケーションのトレーニングを受けたピアエデュケーターがほとんどで、彼らからも様々なことを学べることと思います。


ザンビアはアフリカの中でも平和な国ですし、気候も温暖です。ちょうど8月は乾期なので雨の心配もありません!
またビクトリアフォールズという世界遺産もあります。サファリもできます。
アフリカに行ってみたいけど、一人だとちょっと不安という方、一度アフリカの現状を見てみたいという方も、全ての参加者に満足してもらえるようなワークキャンプを作っていきたいと思っていますので、ぜひこの機会にザンビアへ!!!

2011年6月2日木曜日

副業

ザンビアでは、副業している人が結構います。仕事を持ちながら、ファームをやってチキンなどを売ったり。それは問題ないらしい。本来の仕事に支障をきたさなければ。


ところが今、うちの配属先で上司に嘘を言って本来の仕事をさぼって副業をしているスタッフのことが問題に。


週一回ずつ情操教育という名目で教えに行っている幼稚園の先生であり、かつそこのブランチセクレタリーである人が、YMCAの仕事をさぼって副業をしていることが発覚。その人が首になるのかどうなのかはまだわからないけど、問題になっています。
今ターム(5月〜)になってから、先生の出席状況がかなり悪くておかしいなーと思っていたところ、どうやら彼は借金をつくってしまったらしく副業として魚を売る仕事をしていたらしい。YMCAの仕事をさぼって。


最近は私が行く水曜日だけは、なんとか顔を出したり、生徒を幼稚園に来させたりしてたらしいけど、他の日は全く仕事してなくて子ども達も幼稚園に来ていなかったらしいです。
この幼稚園として使っている建物(YMCAの所有物)も今タームから別のコミュニティスクールに貸し出し始めました(そこのレンタル代もどうやら着服しているのではないかと思っているんですが)。先週までは別々に授業をやっていたのに、昨日行ったら、うちの幼稚園の子ども達はこっちのコミュニティースクールの生徒になっていました(驚。そこの先生に話を聞いたら水曜以外は全く来ていないし、子ども達も別の学校に行き始めたという事実が発覚。。。


去年は一緒に授業をしたり、イベントで子ども達も日本語の歌を歌ったり、協力的に活動できていたのに。借金という自分の関係ないところで活動がだめになるのは何とも・・・。
例えこれから幼稚園を建て直そうとしても、失った信頼を取り戻すのは難しいし。これからのことはYMCAが人事含めて決めていくんだろうけど。これまで通ってた子ども達に申し訳ない・・・。






もう一人、突然大量のキャベツをYMCAのホールで売り出したスタッフもいます。どっかのファームで安く100個も手に入れたらしく、それを売っています。何なん!?


彼ら、YMCAの給料だけでも月K1,000,000(日本円で2万円)くらいもらっているので、かなり贅沢な方だと思います。働きぶりともらっている給料を比べると、本当にもらいすぎなくらいもらっている。
なんか納得いかないんだよな〜。もっと頭切れて、動けるユースメンバーで、働き口なくて苦労している子とかいっぱいいるのに。


今の自分の手ではどうしようもならない問題が山のようにあります。