2011年12月28日水曜日

片付け片付け

オフィスの片付け、家の片付け、荷物のパッキング。


いらないものは全部置いていっていいと大家さん。そこからめぼしい物をあさって持っていくんだろうけど、こっちとしては処分する手間が省けて嬉しい。昨日と今日とユースと同僚が来て、家の片付けを手伝ってもらったり、私の不要物を売ったり、掃除してもらったお礼としてただで持っていってもらったり。何でも持っていってくれてありがたいような・・・。


しかし、最後の最後までザンビア人はザンビア人だ。
9時〜10時に2人の人とオフィスで会う約束をしていたけど、来るの遅かったので、私は帰りました。
郵便局に行ったら、関税のオフィサーがいなくて荷物が送れませんでした。営業時間中なのに。めちゃくちゃ文句を言ってきたから、もう郵便局行けないわー。


明日はYMCAでフェアウェル、あさってルサカに引き上げます。

2011年12月24日土曜日

最後のワークショップ終了!

Drug Abuse Prevention Workshop for Street Children Part 2終了しました。
前回(3月)実施の分はこちら
今日が私の最後の大きな仕事。後はオフィスの片付けを来週して、ファイル等を引き継いで終了です。


今回はほとんどユースにやってもらって、まぁいつも通り時間に遅れたり、ご飯について文句を言われたり、大大成功とは言えないけれど、無事に目的を果たせたかなと思います。


今回の参加者たち


今回は実験を導入。発泡スチロールを人間の脳にみたてて、スティッカーと呼ばれるシンナー系のドラッグをかけたらどうなるか観察。
見事に溶けました。
準備段階で、普通のペイント用のシンナーを手に入れてやってみたけど、あんま溶けず、うまくいくか心配なくらいだったけど、スティッカーはめちゃくちゃ強かった。見る見る間に発泡スチロールが溶けました。

真ん中がスティッカー。見にくいけど。


「発泡スチロール=人間の脳」「発泡スチロールが溶ける=みんなの頭もダメージを受けている」っていうのを証明するこの実験の内容がどこまで伝わっているかわからないけど、インパクトは与えられたかな?
もう少し実験方法&内容を改善して、もう一回やれたらすごく良いワークショップになりそうだけど・・・。それは引き継ごう。


一般の人とシンナーユーザーの脳の比較


メインファシリテーターとしてやってくれたのが今回初めてYMCAのメンバーとして参加したエマニュエルで、彼も初めてながらよくがんばってくれました。50名ほどのストリートチルドレンを相手に、何度もプログラムがぐちゃぐちゃになりそうになりながらも、最後まで声を張り続けてくれました。本当にすばらしかったです。今回は彼の頑張りに本当に感謝。
ランチの準備で、ワークショップの中身に全然関わる時間がなかったけど、文句も言わず作ってくれた2人の女性メンバーにも感謝。
ランチ用のお米代のコントリビューションをしてくれたYMCAボランティアスタッフにも感謝。
ランチに文句を言っていたけど、参加したストリートチルドレンにも感謝。スティッカーの恐ろしさを少しは身をもってわかってくれたかな?まぁ、相変わらず吸ってるんだけどねーーー。


そして、今までずっと履き続けていたいつものサンダルで、なぜかここにきて初めて靴擦れを起こした今日・・・自分もがんばったのかな。いつものサンダルに感謝?
このサンダル、よく持った。



2011年12月22日木曜日

うれしかったこと

この間、久しぶり(約1年半ぶりくらい)にジャックリンという名の女の子のストリートチルドレンに再会した。


彼女は私が赴任してきた時期から去年の7月くらいまで、ずっとストリートチルドレンをやっていた子。6、7歳くらいかな。私が一番最初に名前を覚えたストリートチルドレンだった。


当時は、会う度に挨拶をして、まだあまりしゃべれないベンバ語で話してみたりした。
とてもかわいい子で、大人しくって、はにかんでしゃべっていたのを思い出す。
でも、やっぱり言葉も通じないし、こっちはとても関心を示しているんだよっていう風に接してても、どこかしらツンとした態度を示すのは変わらなかった気がする。


それからしばらくジャックリンは路上にあらわれなかった。


そんな彼女と今回久しぶりに路上で再会した。


私を見つけたとたん、走って抱きついてきた。
成長してるし、英語でHow are you?なんて聞いてきてた。


以前は、こんなストレートに自分の感情を外に出す子じゃなかったし、英語で話しかけてくるなんてもってのほか。
彼女の成長に驚くのと同時に、私のことを覚えていてくれたこと、私が彼女のことに関心を持って接してきたんだということが彼女に伝わっていたことが嬉しかった。


ストリートチルドレンは、接するのが確かに難しい。何度も嫌な思いをしたこともある。
でも、少なからず彼女には、私の心が(千の愛のうちの一つが)伝わっていたのかなと思うとすっごく嬉しい。
私が彼女を成長させた訳でも、英語を教えた訳でもないけど、そしてこれからそれができるわけじゃないけど、私の「存在」を覚えていてくれればいいなと思う。知らない日本人がよく声をかけてきてくれたな、関心を持ってくれていたな、ということをこれからも覚えていてくれていればいいなと思う。


結局、そんなことしか残すことはできなかったのかもしれないけど。

Ba Chile

隣町Ndolaのバスステーションで突然、Ba Chile!!の声。


Ba Chileは、KitweのStreet Childrenが私を呼ぶときに使うんですが、なんでNdolaで?と思ったら、Kitweでたまに見かける2人のStreet Childrenがいました。
*Baはベンバ語で年上の人を呼ぶときにつける敬称、Chileは私のベンバ名Chilesheの短縮系


「なんでここにいるの?」って聞いたら、キトウェから来たとのこと。
「どこに行くの?」と聞かれたので、「キトウェに帰るよ」と答えた。
そしたら、彼らもKitweまで一緒に帰ってきました。
どうやって帰って来たのかわからんけど(バスって言ってたけどホントかな?)、キトウェで笑顔でサプライズ的にお出迎えされた。
「お水頂戴!」とか言ってくるけど、憎めない奴らだなーーー。


最近は、クリスマス前なので、たくさんのStreet Childrenが出てきています。クリスマスシーズンはStreet Childrenにとっても書き入れ時。
タウンを歩いているとBa Chile、Ba Chileと呼ばれるけど、最近は知らない子から呼ばれることも多い・・・。どこで私の顔と名前を覚えているのか。。。


ショップライトの前では、私が通るたびにStreet Childrenが寄ってきて、周りのザンビア人はそれを避けて歩いていきます。マーケットに行くときについてくる子もいるし、そうするとあまりチョッチョリーとか呼ばれないし。逆にStreet Childrenに守られている気がする!?いつも携帯を触りたがる子も、私が携帯を手渡しても、すこし遊んで返してくれる。
ほんとに憎めない奴らなんです。


そんな、彼らへ、私の最後の仕事。明後日ワークショップです。
ユースがどれだけ準備をしてくれているか、期待せずに、明日打ち合わせです。
ワークショップでStreet Childrenたちに、日本に帰ることを伝えねば。

残り2週間

ルサカでの表敬訪問、銀行クローズ、帰国面談&報告会、送別会、全て終わりました。


残り2週間弱、任地で最後の仕事と家の片付け。
12月30日に引き上げで、1月3日に出発です。


そうそう、
パソコン、復活しました!
実は最近、携帯も水没させたんですが、復活しました!


パソコンはACアダプターを借りたら、普通に動きました。
雷かなんかでやられたのかな。
おかげで、帰国報告会のパワーポイントも作れたし、メールも日本語で返信できます。
サンクス!