2011年3月27日日曜日

Drug Abuse Workshop For Street Kids 本番

いよいよワークショップを開催する日が来たのですが、ホント疲れました。
一筋縄ではいかないストリートチルドレンを30人以上相手にすると声もかれるし、クタクタです。


今回のプログラムの内容は自分が組み立てて、
実際に本番のワークショップを動かすのは、ユーズメンバーとDECにやってもらいました。


内容は、
イントロダクション
メイン−スティッカーとは何か、どんな影響があるのか
グループディスカッション
の3部構成。
ストリートチルドレンの集中力も長く持たないので、1時間半の設定で。


ユースがみんな良い動きをしてくれて、
アイスブレイクやディスカッションのセッションは予想以上に良い形で進められたのではないかと思います。
彼らはピアエデュケーションの訓練をうけているので(でも、今はそれを活用する機会がない)こういったことは私なんかより上手です。
彼らもストリートチルドレンを相手に疲れたことでしょう・・・。


ちゃんと手を挙げて発言したり

ドラッグの影響を写真で説明

ディスカッションもユースが先導

最後はご飯。ちゃんとお祈りしてました
たくさんの反省点がありますが、
手伝ってくれたユースメンバーからは、
ストリートチルドレンにとっては正しい知識を身につける数少ない機会だから今後も続けていこうという意見も。

ただ、YMCAでできるのはワークショップに限られてしまうので、
次のステップ、カウンセリングやストリートチルドレンの更生をしている団体と関係を築く必要があると思っています。

そして、もう一つ。
やっぱり今後も続けていくにはファンドが必要。
お金。
スポンサーを探すか。

ザンビアでイベントでもワークショップでもやろうと思うと、
日本人の私には、予想のつかないところにお金がかかります。

日本だったら、ボランティアで来たら「お金」という報酬なんてもらわないじゃんね。むしろ交通費も自分持ちのことが多い。
お金のかわりに「経験」という報酬を持って帰るっていう考え方が日本のボランティア精神だと思います。
こっちは報酬と交通費とランチがないと人が集まらない。
今回のユースもボランティアで来てって最初にお願いしたんだけど、結局お金のことに文句を言って帰っていきました。
いちお交通費はあげたんですが、お願いしていた人数よりも多く来るので全員にはあげられず。
これも毎度のことなんですが、予算というものがあるのだから余計に来た人にはあげれないに決まってるだろって、何でお金ないのに来て、帰りの交通費せがむかな〜。
そしてボランティアだけでなくワークショップの参加者にもランチが必要。でないと集まらない。知識の付与だけでは・・・。
そして必要以上に豪華にしたがる。ゲストが来たら予算がないのにがんばって良いランチを出すとかね。
何をオーガナイズするにもこれがいっつも大変。
そんなことにお金を使うんだったら・・・って思ってしまうけど、これが変えたいけど変えられないこっちの仕組み。

愚痴になってしまいました。

ともあれ、そんな感じでお金も結構かかるので、お金の工面の仕方も考えないとな。

今回、最初のワークショップをやってみて、
ユースメンバーにとっても良い機会になったようだったし、ストリートチルドレンの反応もまあまあよかった。
一人のユースは、今までやったストリートチルドレン向けのワークショップで一番良かったといったことを言ってくれた。

まだ、ストリートチルドレンの意識を変えるところまでは至っていないだろうから。
今後の動き方を考えます。

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