2011年3月14日月曜日

災害とザンビア

実は日本で地震のあった翌日、ザンビアの祝日ユースデイを祝うイベントにYMCAとして出席しました。

イベントの始まる前に、多くの犠牲者がでた地震があったことを伝え、
黙祷をしたいことをオーガナイザーに申し出ましたが、
結局、なされずイベントは進行していきました。

ザンビアにとって、やはり日本は遠い国。
ニュースでも取り上げられてはいますが、
他のニュースと同じ程度の扱いでしかありません。
翌日の新聞では1社には載っていましたが、もう1社には記事すら載っていませんでした。
もちろん私の周りの人たちは心配してくれています。
悲しいけれど、これが現実なんだと思います。


話は少し変わりますが、
ザンビアには地震はありません。台風もありません。
干ばつや洪水も他のアフリカの国に比べたらめったにありません。
食料自給率も100%に近いのではないかと思います。
戦争や内戦も経験していません。
とても平和な国。

これがザンビアの発展、ザンビア人の気質に深く関係しているのではないかと思います。
平々凡々と暮らしているザンビア人。
計画性がなく、時間を気にせず、目先のことにすぐ飛びつくザンビア人。
綿密な計画なんて立てなくても作物は育ち、時期に応じた食物を食べ、争いもなく、
何らかの不安や恐怖や不足を心配する必要がなかった。
実は彼らの生活に発展なんてものはもともと必要なかったのかもしれない。

エジプト文明が発展したのも、ナイル川の氾濫に対応しながら生活をしていくため。
日本で生活するにも季節の変化、自然災害に対応しながら生きていかなければいけない。

ザンビアはそういっためまぐるしい変化に対応する必要がもともといらない土地なのかもしれない。

でも、発展しなければ世界からは遅れをとり格差は広がるばかり。

この問題は途上国の支援をする上で常に直面することなんだと思います。

ザンビアに必要な発展を遂げていって欲しい。
それが何であるかは彼ら自身しか見つけられないのかも。
それを手助けするのが国際協力なんだろうな。



今、困っている人の数はもしかしたら日本の方が多いかもしれない。
困っている人のところに支援の手がいち早く届くことを願っています。

2 件のコメント:

  1. Hey hey! I burst out laughing! We wrote same things...lol check it out.
    We were talking about that why we are thinking same or some sympathy each other?

    you have that thing in youth day...You dont should too happy. yea some of my coworker worried about me but they dont know what is Tunami and how terror of earthquake. I think we have accountability to them as send a oversea volunteer. I just do what I can do. anyway Im looking forward to BBQ on Sun. i wonder he remember or not...

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  2. Wow, yeah, totally same'o'!!
    Through this disaster, i think a lot of things including the fact like this contribution and even myself etc. I really want to talk to someone cause i haven't met any japanese since it happened.
    i was emotionally unstable, but now i am taking things positively, i should overcome the sadness.

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