2010年3月31日水曜日

道具が圧倒的に少ない

何をするにも
モノがない。

例えば、
ぬり絵を教えたくても
色鉛筆がない。
広告を作りたくても
プリンタのインクがない。
(私の配属先は幸いな事に1台プリンタがありますが、薄くなった黒いインクを何度も何度も使っています)
はさみがない、のりがない、ペンがない、紙がない。
ないないづくしです。

もちろん、ザンビア国内にないわけではなくて、
お金がないから買えないのです。
私が買おうと思えばモノは揃うけど・・・。
いろいろ代用できるものを考えたり、
収入を得るための活動を考えたりしながら活動しています。

あと、
日本の感覚で活動の計画していると、
あ、これがないんだった!これ切らしてる!ってゆうので、
たいてい計画通りには行きません。
ザンビア人はそれを分かっているものの、これがないから遅れましたって平気で言います。
分かってるんだったらもっと早く取りかかっておこうよっと思うのですが。
なので私は、前の前段階位から準備をするようにしています。
それでも、だいぶ時間がかかります。

2010年3月30日火曜日

ザンビアンタイム

例えばミーティング。


8:00開始だとすると、

だいたい本格的には10:00くらいから始まります。

9:00くらいから人が集まり始めるので、

その辺りから歌が始まります。これが約一時間。


配布する資料などは、

だいたい8:00くらいから準備を始めます。

コピーして、綴じて。。。

そして、10:00過ぎくらいに完成します。


で、ミーティングが始まると、

まず配布資料の英語のスペルミスや文法チェックをみんなでやります。

このミスが結構、多いんです。

みんなであら探しをした後、やっと本題に入ります。

そして、昼ご飯も食べず、だいたい15:00くらいまで

どうでも良い事から重要な事まで意見を言い合います。


ミーティングが終わると、遅いランチ、そして解散といった感じです。


最初は、配布資料の準備の遅さに半端じゃなくイライラしていたのですが、

ザンビアンタイムに少しずつ慣れてきました。

でも、自分が仕切ってやるときは、絶対こんな風にやらないぞ。


参加人数が多いときは、たいていこんなタイムスケジュールです。

でも、すべてのミーティングや人が集まるイベントがこうかというと、そうでもないんですよね。

時間通りに始まるのもあれば、30分くらい待てば始まるものも。

何となくこれは遅れちゃいけないものとか、一応は区別があるみたいです。

その区別が分からない私はいつも時間通りに行きます。そして待ちます。


こっちに来てから待ってばっかり。




先週の土曜日で例の問題は一段落つきました。

でも、同じような事これからもたくさんあると思います。

フレキシブルにやっていきます。

2010年3月28日日曜日

新隊員の歓迎会

ザンビアに新しい隊員が赴任してきました。

私たちは平成21年度3次隊。
今回の新隊員は21年度4次隊です。

早いもので、何も教えてあげられないけど、先輩隊員になってしまいました。

自分が日本を発つとき、
ザンビアに着いたときのことを思い出します。
あれから、もう3ヶ月が経とうとしているんですね!
こっちでの活動の1/8が終わったのか〜。

今更ながら、空港までお見送りに来て下さった皆さん、
本当にありがとうございます。



そう、昨日、この新隊員の歓迎会が首都のルサカでありました。
歓迎会は、私たち、一つ前の隊次が幹事をすることになっています。
私も本当はルサカに上がってみんなと幹事やりたかったのですが、
私は土曜日に配属先の総会があって参加できませんでした。残念。
(私の配属先、たびたび、土曜日にイベントやらミーティングやらがあるので、それがちょっと大変。。。)

仕事関係以外のザンビア人


ご近所さん、大家さん、道でものを売っている人。

仕事以外のザンビア人友達と話すのが、最近心地よくなってきました。
ちょっと仕事でイラッとしたときは、
こうなんだよね〜と仕事関係以外のザンビア人に愚痴を言う。

仕事が絡むと自分も譲れない部分とかあるし、
プライドもあるから、なかなかうまくいかないところが正直あります。

でも、一番付き合っていて楽なザンビア人は、
アーとかイーとかしか言わない1歳のジョジョです。

2010年3月25日木曜日

つづき

泣けるほど悔しかったこの問題。


打ち明けたザンビア人は3人。

信頼できる頭のキレる一緒にプロジェクトを考えるメンバー。

信頼できる同僚のアカウンタント。

そして、信頼しているボス。


今日、ショックだった事があったんです。。。

とボスに話をしたら、彼はやさしく、

「話してくれてありがとう。今あなたのDisappointmentは私が受け取ったよ」

って言ってくれました。

さすがボス、言って良かった〜と思っていたんですけど。。。


ところが、今日の帰り道、

他に打ち明けた2人から、

このボスもこの汚い世界に絡んでいると聞かされて。。。


もう本当に…混乱です。子どもや若者のためのこの組織なのに。。。



これから自分の活動にどう影響してくるかな。

いや、この裏の世界を無視して、

自分は子どもたちのために活動しようと思えばできる。

だって、スタッフでもなくメンバーでもなく、ただのボランティアだから。


でも、

これまで生きてきた中で

不公平とか、理不尽とか、

すごく反抗して生きてきたから、

ものすごく腹が立つ。



でも、結局何もできない。

2010年3月24日水曜日

悔し泣き

腹が立っては復活して元気になって、また腹が立ってを繰り返している毎日です。


今日は、本当にショックな事があって

帰り道泣きながら帰ってきました。

いつも話すおじさんも無視して。


仕事とお金と汚い組織が絡んだような問題です。


ここで生活していると

不公平とか、階層社会とか、汚職とか

嫌なものを身近にたくさん感じます。。。

2010年3月22日月曜日

私のお家の紹介





私のお家、段々と生活感あふれる素敵なマイホームになってきました。


私の家は1ルームにバス・トイレがついています。

キッチンは机が一つあるのと、小さな冷蔵庫があるだけです。

ベッドと机と椅子がそれぞれ一つずつ。

クローゼットが2つあります。


私の家は他の隊員の家に比べると格段に狭いです。

他の隊員は3つ部屋があったり、ゲストルームがあったり。

でも、一人なのでこれで十分。


私と同じ敷地内に住む15・6人のザンビア人の部屋はもっと窮屈。

私の部屋は彼女たちの部屋に比べると5倍くらい良い部屋です。

1部屋に2・3人で一緒に生活していて、バス・トイレは共同です。


でも、そのお陰でいつもとてもにぎやか。

休日はお庭でゴロゴロしていたり、音楽聞いていたり。

私も暇なときは、彼女たちの子どもと遊んだり、部屋にお邪魔したり。


マイナスポイントをあげるとすると、

プライベートがないこととゴキブリが多い事かな。

誰かと一緒に帰ってきたり、買い物をして帰ってくると全て見られています。

特に男の人に送ってもらったりするときは、誰々?って聞かれます。


でも、総合して、楽しいし、お家には結構満足しています。


写真は家の外観、キッチン、ベッド&机、庭の様子です。


明日からまた一週間(土曜日も含めて)仕事がんばろ。

2010年3月20日土曜日

減った?

住みかを襲撃した結果か、ゴキブリの数が減りました。

気がつけばもう金曜日。
最近、一週間が早く感じるようになりました。
慣れてきた証拠かな。

私の最近の仕事を紹介。
・幼稚園で歌やアルファベットや図工を教える(2回/週)
・幼稚園教諭コースの学生にクリエイティブアクティビティクラスで音楽や図工やゲームを教える(1回/週)
・アートクラブの運営(2回/週)
・4月に行われるキャンプの準備
・7月に行われるJOCV40周年記念イベント@キトウェの企画

毎日、8:00に出勤して17:00もしくは18:00頃に退勤します。
クラスがあるときはクラス、
幼稚園があるときはミニバスに乗って幼稚園まで行き、
空いている時間にキャンプやイベントの準備、
幼稚園やクラスの準備をするといった感じです。

まだまだ、自分のやりたい事をできていないので
いろいろアイデアを形にしていきたいと思う。

最近「迷ったら難しい道を選べ」と言う訓練所のときに
ある人が言っていた言葉をよく思い出します。

2010年3月19日金曜日

ゴキブリの住みかを発見

私の家で1日に5回は見るゴキブリ。

最近、かなりこのゴキブリに悩まされていました。
とうとう今日の朝、ゴキブリの住みかを発見。
食料を入れていたカゴの中にたくさんいました。

こっちのゴキブリは日本のより小さい(まだ成長してないだけなのかな)
そして、のろいです。
だから、そんなに嫌ではないんですけど、
そろそろ、殺虫剤を買った方が良いかな〜。

朝、かなり退治してきたけど
家に帰ったらどうなっているか。。。

訓練所のカメムシにも悩まされたけど、
ゴキブリも困ります。

2010年3月16日火曜日

ひと騒動

私の勤務先があるキトウェのタウンで、今日暴動がありました。


私がちょうどスーパーで買い物をしているとき、

スーパーの入り口が急に騒がしくなって、

警備員が入り口を急いで閉め始めました。


なんだ?なんだ?と思って外を見ると、

十数人くらいの団体が銃を持ってトラックの後ろにのって騒いでいます。

これは、暴動では!?

どうしよう、このスーパーの中に突入してきたら!

と一瞬不安がよぎったものの、その集団はすぐに別のところへ移動して行き、

何事もなかったかのように入り口が開いて、いつものスーパーに戻りました。

私もスーパーからオフィスに歩いて帰れました。


ところが、またしばらくすると外が騒がしくなりました。

私のオフィスにも避難してくる人が。

また、集団がやってきたみたいです!

でも、みんなそんなに慌ててなくて、

「大丈夫、ザンビア人は人を撃ったり、殺したりしないから」と

外から建物の中に避難はするものの、平然としています。

10分くらいしたら、「We think it's safe now, we are going. Thank you.」と言って外に出て行きました。


どうやら、カトリックの集団が、逮捕された代表の解放を求めて、

暴動をしようとしていたみたい。


私は何事もなく無事です。

2010年3月8日月曜日

日曜でも

毎日、職場まで行く途中で話をするおじさんがいます。


彼はトークタイム(携帯のプリペイドカードみたいなもの)を売るのが仕事です。

彼は毎日、朝から晩までずっと同じ場所で、トークタイムを売っています。

行き交う人を眺めながら、毎日毎日。


今日は日曜日ですが、今日も朝から晩まで仕事をしていました。


1日の利益はだいたい10〜20,000クワチャだそうです。

ファーストフードでフライドポテトを買うと6,000クワチャ。

バーガーをつけたら、もう一日の収入です。


こっちの人はよく働きます。

日本人もよく働くと言いますが、何か感覚が違います。


帰り道にこのおじさんに会うといつもホッとします。

「仕事終わり?お疲れさま。」と言ってくれるやさしいおじさんです。

2010年3月5日金曜日

今日、何か胸焼けがするんだよね〜とザンビア人に言ったら、

MAGNESIUM TABSを飲め!と言われ、薬局に連れて行かれました。

K500(10円)と超安物。

言われた通りにしてみたけど、効いたような効いていないような。


でも、良い経験になりました。

2010年3月4日木曜日

ちょっとわかった

活動にちょっと進展が。

配属されて、3週間目。
ずっと同僚のお手伝いや観察、
ついてまわるってな感じで1日1日過ごしてきました。

そろそろ自分が中心で動ける活動を開始したいなと思い始めたので、
ボスにアドバイスを求めに、直談判してみました。
(同僚の後押しのお陰もあります。英語の言い回しを教えてくれてありがとう)

そしたら、まずプログラムを作ってみせてみろ、ということだったので、今日見せにいきました。
とりあえず、自分の興味のある範囲を中心に「これやりたい、これやりたい」と。
YMCAが今やっている活動のサポートというよりは、本当に自分が今やりたいと思っていることを。

「これを頼みたいんだけどなぁ。これが抜けてるけど…。」と言われるかなと思っていたら、
「This is good.」の言葉が。
「子どもや若者、弱者に対する活動であれば何でも良いんだよ。
あなたがやりたいこと、できることをYMCAがサポートできる範囲でサポートする」と言ってくれました。

私は「YMCAのために何ができるか」と考え過ぎていました。
最初から「この国の子どもや若者のために何ができるか」を考えれば良かったんだ。

そうして自分が活動していく中で、うまく同僚を巻き込みながら、
仕事の進め方やアイデアなどを見てもらえばいいのかな。。。
いろいろ試練はあるだろうけど。。。


でも「あなたのタイピングの早さは既にYMCAに貢献しているよ」と言われ、
今日もドキュメントをワードで作成しました。
パソコンインストラクターでもないのに、同僚にパソコンを教えている青少年活動隊員なのです。

2010年3月2日火曜日

お宅訪問

日曜日の晩はお隣さん宅にお邪魔していました。

1歳11ヶ月になる男の子ジョーのお家です。
24歳のエリカという女性がお母さん。
そのお姉ちゃんモーンガとその友達ヴァイオレットが
一緒にジョーの世話をしています。

その友達は私と同じ年で、さらには誕生日まで一緒ということが判明しました。
一緒に誕生日パーティーを開こうという話になりました。
彼女は近くのカレッジに通う女子大生です。

いつもこうして3人+ジョーで集まって、話して、ご飯を食べているらしいです。
ご飯をシェアするのは当たり前、だからあなたもいつでも家に来て!と言われました。
また訪問してシマでもご馳走になろー。


ジョーは最初、私のことを怖がっていました。
なぜならいつも注射をうつ医者が中国人の女性だったかららしいです。
もう、なついてくれたかな?