2011年11月19日土曜日

最後までムカつくわ

もう任期も1ヶ月ちょっとしかないし、このザンビア生活ともザンビア人ともお別れかと愛おしくなっていたけど、やっぱりムカつくわ、ザンビア人!


って思った今日のイベント。。。


今週はYMCA/YWCAの(たぶん)全世界共通のイベント、Week of Prayerというのがありました。そして今日は、その最終日で「YMCA/YWCAとして弱者への支援をしよう」みたいな日。
(こういうクリスチャン系のイベントとかは、私は企画/運営にいっさい関与せず、ただ参加者というかオブザーバーというかカメラマンというかそんなスタンスでいつもやってきました。)


なんか、まぁ、これがアフリカのクリスチャンのスタイルなのかな〜?
「弱者に対して何かしよう=ものをあげる」だし、今日なんか上から目線的にドネーション(寄付)をする施設に行ってザッと見学して、ものあげて、集合写真を撮って、YMCAに帰って来たら一人10ピン(約200円)のアローアンス(報酬)をもらうってゆう。しかもドネーションはYMCAとYWCAのお金であって、彼ら個人から寄付されたお金じゃない。じゃ、あなたたちいらないじゃん、アローアンスあげなきゃいけないなら、来なくていいじゃん。その分もっと良いもの買えたじゃん。。


今日行ったのは、キトウェセントラルホスピタルの小児科病棟みたいなところ。小さな赤ちゃんがベッドで寝てて、その隣でお母さんが必死に世話をしていた。それをちょろっと見学して、ORS(経口補水塩)用の砂糖と塩、ポリッジ(おかゆみたいなドロドロした食事)用のソヤフラワーをドネーション。
この光景、想像できますか?
小さな赤ちゃんとその世話をしているお母さんを見学するYMCAのメンバー。


私はこういうの本当に嫌い。
車の中からトークタイム(携帯のプリペイドカード)売っている人を呼んで買うのとか嫌い。カピリムポシのバスストップでバスの中から、ものを売っている人を見下ろす光景も嫌い(とはいえ、バスの中から私も水とか買うけど)。社会構造をそのまま反映しているような光景は何か、痛くなるんだよね。
同じ立場にはなれないかもしれんけど、同じ目線に立つことはできると思うのです。
私ができているかと言えば、できていないんだろうけど。。。
でも、思えばこれが私の協力隊に参加した動機だったな。
今回の訪問の仕方は、ほんと・・・何か、不快でした。もっとこう、愛のこもった訪問はできないものかと。。。


そしてやっぱりここでもアローアンス。
私はいつもアローアンスはもらわないし、アローアンスをあげる時間になるとユースやスタッフに「あなたたちのボランタリースピリットって何?」って問いかける。結局彼らはもらうけど。
私がオーガナイズするイベントやワークショップは基本的にアローアンスはなしで、ユースにボランティアとして働いてもらうけど、確かに他のNGOもアローアンス出してるし(YMCAは安い方)、やめたらメンバーみんなそっちに流れていっちゃうし、ユースを動機付けするの難しいんだけど。
今日のこそ、本当にボランティアでやるべきだよなーと感じて、またまたすごく不快だったから、退席してしまった。外で終わるのを待って、ユースに話したけど、「You are ture」って言ってたけど・・・。口では言うんだけど。
少しでも伝われば、いいか。
アローアンスの文化は本当に植民地の宗主国が残した負の財産です。


久しぶりに会った最近活発でないユース(たぶん人数合わせのためだけに声をかけられて参加したんじゃないかと思われる)は、ベンバ語で話してきて、全然知らん単語だからわからんって英語で答えたら、まだベンバ語話せないの?って言ってきて、そんなん知らん単語まだまだいっぱいあるに決まっているし、フェアウェルパーティなんて単語、頻出単語じゃないし、その馬鹿にした感じ、不快指数高かった分、めっちゃ腹が立ったー。


という、今日は愚痴ばかりのイベントでした。
これで満足していい気分になっているザンビア人がムカつく。体裁だけちゃんとしてればいいと思っているからね。

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