2010年6月23日水曜日

チョッチョリー

チョッチョリーとは「中国人」をちょっとからかった呼び名です。

もともとはベトナム人に対して使っていた言葉とも聞いた事があります。


私が街を歩いていると、よく「チョッチョリー」と声をかけられます。


今では「チョッチョリー=アジアから来た外国人」という広い意味で使っている人もいるのかな〜とも感じるけど、

でも、中には明らかに中国人をからかってわざと「チョッチョリー」と声をかける人もいます。

「ニーハオ」とか、訳の分からない中国語を真似した話し方をしてくる人も。

ションシャンシュンシェン…とか適当に話しかけてくるザンビア人が一番腹立ちます。


ザンビアには中国人がたくさん住んでいます。

銅山の会社を経営していたり、お店を経営していたり。

特にキトウェには、たくさんいます。

チョッチョリー攻撃の一番ひどい町として、隊員の中では有名。


ザンビア人曰く「中国人はザンビア人を安い給料で雇って、不当な労働をさせている」・・・らしいです。

本当かどうかはわからないのですが。

それで、中国人に対する評判が悪いのだとか。

テレビ番組とかでも中国人をバカにした感じのコメディをやっていたりします。

映画でも中国人のマフィアが悪者のストーリーがこっちではたくさんやっています。


中国人と間違えられる私としては、気持ちのいいものではないです。

この前、長距離バスに乗っていたら、

DVDで中国人を皮肉ったコメディをやっていました。

乗っている私は、どう反応したらいいのやら。

きっと周りのザンビア人は私のことを中国人だと思っているだろうし。


チョッチョリーとかチャイナとか声をかけてくる人に対しては

(自分に余裕があるときは)私は日本人ですって答えています。

無視したら、中国人の評判が悪くなる。

訂正したら、中国人の評判が悪くならず、日本人の評判が良くなる。

なら訂正した方が、いいかな〜と思って。


私はザンビア人が欲しがるトヨタの車を造っている日本人です。

2 件のコメント:

  1. やっぱりからかってくるのって,中国に対してあまりいい印象を持っていないからなんだね.
    子どもたちに言われたときは現地語で「オレは日本人!!」っていうのが最近のお気に入り.訂正&気持ちがいい笑いになるのよねー.

    Hisaki

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  2. やっぱりモザンでもあるよね。
    全般的にアジア人に対して、こっちの人はちょっとからかっているような見方をしている気がする。サッカーの話をしていて、ノースコリア、サウスコリア、ジャパンはやっぱアウェーだもん。まぁ、サッカーだからなのかもしれないけど。

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