2011年5月18日水曜日

カナダからのインターンシップ

今週からカナダのダグラスカレッジというところの学生をインターンシップで受け入れています。これから3ヶ月間(私の残りの任期からするとまあまあ長いな・・・)。


キトウェに7人の学生がやってきて、それぞれがキトウェ内にあるNGOでインターンシップをしています。私の配属先Kitwe YMCAにもメキシコ出身の女性が一人。


月・火とオリエンテーション、今日は休みで、明日から活動開始だそうです。
オリエンテーションには私もスピーカーとして呼ばれ、ザンビアで働く外国人ボランティアの経験を話しました。


インターンシップで働く学生とJICAボランティアとして働く私の立場は違うと思うのですが、何かとこれから一緒に活動していくことも多くなると思います。彼女の興味のある分野と私の活動分野がちょっと違うので、協力できるところは一緒に、そうでないところは彼女のやりたいようにやってもらうのがいいかな〜と思っています。


昨日は、私も含めて、うちのザンビア人同僚と一緒に彼女の目標設定などを話し合いました。が、いつものことなんですが、同僚はうちはこんなこともやっていてこんなこともやっている、こんなことしてくれたらありがたい!(それをサポートするお金も出せないくせに)なんて話を盛って話すものだから、えーそれ今やってないじゃん!とかそんなこと言って大丈夫なん!?って思っても私は何も言えず。彼らはいつも誰かが来ると、話を盛って伝えます。それをあてにして彼女がこれからの活動を考えてしまうと3ヶ月という期間では自分の目標達成が厳しいかな〜と思ったので、こそっと今の話は5割増で話しているから気をつけてと忠告しておきました。
でも、忠告した方が良かったのか、このまま後で自分で気付いてもらった方が良かったのか、ちょっと悩。これから活動していく中でどう接していけばいいか、悩。


彼女と話してると自分も来たときはあれもしたいこれもしたい、あれもできるこれもできるって思ってたな〜なんて思い出します。実際動き出すと思わぬところに困難があって、段々とできることできないことが分かってくるんですが。今はそれを理由にやらなくなったことたくさんあるなーって思います。(まぁたくさんやることが良い活動というわけではないし、一つのことをじっくりやるのも、何もしないでザンビア人がやることをサポートすることも、自分が先頭切ってひっぱっていくのも、どれもそれぞれの良さがあるので何かいい方法かはわかりませんが。)


しかし、学生なんでやっぱり若い。
そしてカナダから来てるからなのか、フランク。
ザンビア人の文化は日本の文化と似ていて、年上をリスペクトする言葉や仕草があります。敬語だったり、挨拶の仕方だったり。そこは日本の文化と似ていて助かっているところ。でも、アメリカやオーストラリアやカナダは年上でも基本的にカジュアルに接するので、昨日一緒に話し合いをしていて、驚かされるところが多かったです。
以前、カナダ人のボランティアがYMCAに出入りしていたことがあったのですが、彼もかなりカジュアルに接していて、実はうちの同僚からはあまりいい印象を持たれていませんでした。
自分の文化を捨てる必要はないけれど、受け入れなければいけない現地の文化っていうのもあるなーと改めて感じました。


これから3ヶ月。どうなるかな?

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