2010年2月18日木曜日

ありえない仕事の進め方

仕事開始3日目。

3日目にしてたくさんの「ありえない」を実感しています。

まず、スケジューリングの無謀さ。
あるイベント(結構大事な)を開くのに、参加者向けに手紙を出したのが2月15日。
リハーサルが2月17日、本番が2月20日。
手紙よりも前に口頭ででも伝えてあるのかと思えば、全くなし。
しかも、E-Mailがある訳でもなく、全員に伝えるには、
方法は、Noticeボードに掲示する&口頭で伝えるのみ。
(結局、雨のせいもあるかもしれないけど、今日のリハに参加したのは15/75人)
こんな無謀な計画を実行しようとする強引さはすごいなと思いました。

そして、資金管理能力の低さ。
このイベントに参加するための参加者の交通費を支給することになっているのだが、
当日になってお金がない。
参加者も今日の参加人数が予想よりも遥かに少ないから、
今日の交通費は払えるはずだろ!と言い始めたところ、
こちらが言った言い訳が、
K750,000の予算が必要と書かなければいけなかったところを
K75,000と間違って書いてしまいました。
ですって。
この言い訳を即座に考えられる彼らはすごいなと思いました。
(結局、近所のお店から借金をして、参加者に交通費を払っていました)

あきれてしまう仕事の進め方だけど、
この人たちとプログラムを一緒に進めていかなければいけません。
全体を見通したプログラムの計画、実行ができていないのかな?
これをしたら、こうなる。これをしなかったら、こうなるというのが予想できないのかな?

とはいうものの、中には頭の切れるザンビア人もいます。
今日のリハーサルの雰囲気が悪くなったときに、空気を一変できるボス。
問題点を認識して、周りの同僚を動かそうとしている若きボランティア。
このボランティアが私に問題点、何がどうなっているのかを説明してくれるから、
たかだか3日目にしていろんなことを把握できるようになっています。

もう一つありました。
今日、突然職業訓練(幼稚園教諭)の授業をやらされました。
これから、クリエイティブアクティビティ(図工など)を教えることにはなっているけど、
無茶ぶりもいいところです。

これから大変なことがいっぱいありそうだ。

3 件のコメント:

  1. モザンビークもそんな感じですよー
    計画なんて上司に提出するためだけに立てるものだと思ってる気がします。
    イベントがあるときはその前日に準備はじめて結局準備できてないし。
    資金はどこかになくなるし。

    精神的にけっこう疲れると思いますが、
    そこでちえさんが企業で養った力が生かされると思います!!
    あせらず、あわてず、少しずつ変えていってくださいね。
    何事も時間がかかる国だと思うので。
    Good Luck!!

    れいな

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  2. れいな
    「資金はどこかになくなくし」!
    その通りだね。土曜日のイベントで、参加者用のランチがどこかに消えていたよ!
    Panoono panoono(少しずつ)やっていきます。

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  3. おはがきありがとう☆
    今日実家に帰ったら届いておりました。
    ずっとネットを使えない生活だったので、ひさしぶりにブログを覗いたら、ないちえの生活ぶりと同時にそれに対する冷静さに驚き、ちょっと尊敬をしておりました。

    わたしも仕事がんばらなくちゃ。

    また手紙するね☆

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