2009年11月4日水曜日

貿易ゲーム

今日の講義は貿易ゲームというもの。

開発教育の中では有名な、
世界の経済の動きを体験できる参加型のゲームです。
貿易ゲームというものがあることは知っていたけど、
実際にやったのは今回が初めてでした。

本当に必要な技術や物資等のニーズを的確に掴み、
世界の動きを敏感にキャッチして支援・協力することが
大切なんだなあと改めて実感しました。
豊かな国からすると価値のあるモノも、
貧しい国にとっては何の意味もなさないかもしれないこと。
本当に必要なニーズを把握することの難しさ。
そんな中で青少年活動隊員としてザンビアへ行ったときに
何ができるのか再度考えさせられました。

また、働いたら働いた分だけお金が入る国と
そうでない国があり、
働いてもお金にならない国では働く意欲すらなくしてしまうこと。
その国を支援している豊かな国からすると
「なんで働かないんだ?」って疑問に思ってしまうけど、
社会環境がそういう状態だと「どうにかしよう!」と思っていても
「どうにもならない・どうしようもない」という状態に
容易に陥ることが体験できました。
エイズの事前研修で少しだけその話が出ていて、
日本から来て現地の様子を見ると
「お金がないから支援してくれって言うけど、
なんで自分たちは働かないんだ!?」って
腹が立つこともあるかもしれないけど、
その国の人に、目の前の人に腹を立ててはいけない
ということを教えられました。
今回、本当にその通りだと
小さな世界を疑似体験することでわかりました。

ウガンダに行ったときに
「なんで自分たちは働かないのに、
すぐにお金くれくれって言うんだ!」って
腹が立ったことがあったから、
今日感じたことを忘れないようにしようと思います。

2 件のコメント:

  1. ものを知らないということがおそろしいことだと思ったことがあります。
    でも、それもすぐ忘れてしまう愚かな自分なんですが。

    今日も刺激を受けました、ありがとう。

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  2. 何も知らないで過ごしていたら、それはそれで楽なのかもな…と思ったりもするけど、
    無知が故に、知らない間に誰かを傷つけていたり、何かを失ったりしてしまうこともあるもんね。
    正しく知ることが大事やね〜。

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